自然には人に良い影響を与える何かがある?

中学生の時に、大自然の中をリュック一つ背負って、大自然の中を歩いて旅して楽しむバックパッキングの世界やアメリカンインディアンの考え方の本を読んだりし始めて、とても楽しく、自然と人が生きる世界に興味を持ち始めました。同時に、通っていた中学校では、万引きする生徒が増えたり、暴れる生徒を先生たちがなんとかして押さえたりしていて荒れていたように思います。そんな中、私と仲の良かった友達も万引きをしました。先生から怒られて戻ってきたときに、「なんで万引きしたの?」と聞くと「スリルがあるからだよ」と言った言葉を今でも覚えています。その時、私は、なんで彼は万引きにスリルを感じるけど、私は感じないのだろうかと思い、それはおそらく、昔から木々が生い茂る川沿いのジャングルみたいな森で遊ぶ方が楽しいからだと思いました。あとは大好きだったおばあちゃんやおじいちゃんと小さい頃から一緒の家で暮らしてきたことも影響しているだろうなと思いました。

そんなこうなで中学2年生ぐらいの時には「自然には人に良い影響を与える何かがあるのだろうか」と思い始めました。学校の勉強はおもしろくなかったので、早く働きたいと思い、高校にはいかないと母には言っていました。そんな私に母が、ある日、自然の事を学べる高校があるよとパンフレットを見せてくれました。思えばそこがスタートだったと思います。パンフレットを読んだときに「これだ!」と感じた私は、人と自然の関係性についてなら勉強したいと思い、高校に進学することになりました。そこから自然環境にできるだけダメージを与えない農業技術を学ぶ大学にいったり、昆虫の博物館や、キャンプ場で自然体験リーダーとして子どもたちを川や山へ連れて行ったり、嬬恋でキャベツを収穫したり、ペルーの海洋国立公園でボランティアをしたり、いままでずっと自然と人が関わる現場で働き生きてきました。

15才から26才まで間近に大自然がある中で生活して、やっぱり凄く楽しかったです。また自然の豊かさがあるからこそ、その恩恵を受けて人間が生きているのだと感じますし、美しい自然がいつもあって欲しいと思います。おそらく、自然環境が豊かであることは私たち人間の豊かさに直結していると思います。同時に、開発が進みすぎれば、あっという間に自然環境も失ってしまうとも思っています。

言いたいことは、私は、おいしい空気、綺麗な水がある世界で生きていきたいし、そのような世界があることが多くの人や地域にとっても良いのではないかと思っていますので、そんな自然のある世界を守っていきたいと考えています。自然な暮らしを楽しむながら生きていくこと、その中で、人や地域、社会、地球の生命が豊かになるためにできることをしていきたいと思います。

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